氣の学問。

体験

少し間が空いてしまいました。

これからやるぞって決めたら、心境の変化と共に色々と環境的な変化が大きくて、なかなか文章にできずにいました。
なんかさあ、自分の本当の氣持ちに氣付くと、それまで騙して馴染んでいた事柄がばりばりと剥がれ落ちてくるんだよ。

これまで親しんでいたあの人も、この場所も「あ、違ったんだ。」って分かってしまう…。

お別れする作業が大変です(泣)。

今日は、今月の初めに参加した講演会の感想をさらっとお送りします(読み返してみたら、さらっとじゃないかも)。

鮎川義塾

鮎川義塾は、鮎川義介の教えを継承している人々や組織の総称だそうです。

現在も塾生が集って、鮎川義介の教えを学んでいるそうな。

今回は、その教授をされている徳山暉純氏の講演会だった。一般人も参加できる入門編のような感じですね。

元財閥というと、今も日本の経済を牽引する存在ですよね。

というか、「日産コンツェルン」と「コンツェルン」について検索語を読んでみたら、勉強になった(笑)。

錚々たる企業が名を連ねている。

これが、井上馨の甥である鮎川義介の系譜から来ているのかあ。

独立企業だと思っていたら、全部繋がっているんですね。

こうやって、国を形作る経済界の体系ができていたんだ。

そういう視点から見ていくと、また違った日本の形が見えてくる。

というか、井上馨まで来ると明治維新の流れについて知りたくなってくる…。

まあ、それは置いといて。
でも、鮎川義塾のパンフレットによると、岸信介元首相とは盟友と言える仲だったとか。

岸元首相と友達…本当に日本の中枢で日本を動かしてきた方々だ。

氣の学問

前置きが長くなってしまいました。

そんな系譜のある鮎川義塾の講演会で、徳山暉純さんが話していたのが、

  • 東京のGDPは世界一。
  • 日本は古くから氣で社会を動かしていた。
  • スティーブ・ジョブズ他がそのことに氣づき、来日したり京都に別荘を持っていた。
  • 日本人は戦後の占領政策で自分達のすごさを自覚できずにいる。

日本人は強いという言葉はたまに聞くけど、その本質はこの「氣」にあるらしい。

うさこは、これって戦争に負けた日本人の負け惜しみだとずっと思っていたんだけど、講演を聴いていくと「ううん、どうやら違うのかも。」と感じてくる。

あと面白かったのが、

日本の履歴書って生年月日を書くでしょ?

アメリカは年齢を書く欄はあっても、生年月日を書く欄はないんだって。

なぜ、生年月日を書かせるのか。

それはその人の性質を見るためだよ、ということらしい。

結婚もそうだったって。

仲人さんがお互いの適性を見て、相手を選んでくれていたそうな。

日本人は昔からそうやって色んなものを整えて、脈々と家を繋いできたんだね。

勉強になる。

徳山さんの口調はちょっときついんだけど、面白くて笑っちゃう。

日本人って、こういう知恵を活かして見えない部分から整えて、家や社会を紡いできたんだね。

ちなみに今の干支の漢字は簡略字だそうです。

でも、ネットで調べてもすぐに出てこなああい。

どこを調べればいんだろう。

うさこは子年なんだけど、この原字の意味を理解すると自分の特性がより分かり易くなるらしい。

あとね、順天堂とか資生堂っていう企業名は、易経から来ているらしいよ。

易経かあ。

うさこは周易八卦、六十四卦が氣になっている今日この頃です。

秘密の場所での水浴び

この講演会に誘ってくれたお友達が、どうしても川で水浴びをしたいというので、お付き合いをして水場を探した。

ようやく見つけたら、向こうから何やら団体さんがやって来る。

何と、鮎川義塾の塾生さん達ではないですか!

お友達による引き寄せだわあ。

水場は地元の人もそんなに知らない穴場みたいで、お水が透明で波打つ様が時空の揺らぎのように感じる場所でした。

うさこは内面の変化に伴うストレスでやけ食い続行中だったんだけど、

水に足をつけていたら「本当に体を大事にしないとなあ」って、心底そう思いました。

そして、張っていたお腹も少しすっきりした。

自然の浄化作用ってすごいよね。感謝してます。

生きていると色んな葛藤や壁があって、精神的な圧迫を受けることもあるけど、それも生きている証。

そんな自分も愛して、だめな部分も受け入れて、共に笑って生きていきましょう。

では、またね。

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