はじめに
今日は、旅の記録の総集編を書いてみました。
全体像を俯瞰できる記事があったら旅の状況や全体像がより分かりやすくなるんじゃないかと思いまして、随筆には載せられなかった裏話も織り交ぜながら綴ろうと思います。
今回は京都滋賀奈良編です。
一つ一つの旅の記事を読む前に、この総集編を読むのもおすすめです。項目も沢山あるので、「目次」から好きな所だけを読んでもよし。この記事で京都滋賀奈良編を違う角度から楽しむことができます。
旅の構成
京都滋賀奈良編は、2023年7月と8月にそれぞれ體術の講座を受けに京都に行くついでに、周辺の県に足を伸ばしたり、関東方面に戻ってくる過程で立ち寄った旅の様子をまとめたものです。
ですので、大きく分けると①~⑤と⑥~⑩の二部構成になっています。
一周目の7月の旅は、①京都駅着からの鞍馬寺→②ツクブスマ姉妹との琵琶湖旅→③體術講座(女子会)→④帰途の箱根→⑤スピ友達と登った神奈川県の大山阿夫利神社という流れです。
二周目の8月のは、⑥京都駅着からの鞍馬寺と下鴨神社→⑦體術講座(女子会2)→⑧⑨ツクブスマ姉妹と向かった天河神社→⑩神様への階段の見上げた丹生川上神社下社という日程でした。
<7月の旅>
鞍馬寺
京都に行くとなったらどうしても行きたいと思ってしまうのが鞍馬寺です。京都駅から1時間ぐらいかかるのに、何でなんでしょうね。鞍馬寺自体は直接触れていないんですけれど、わたしの中では宇宙と繋がる場所という認識で、金星にも縁が深い感じがするからなんだろうなあ。行くと何かしら感じます。
そして山越えをして貴船側に降りるのも毎回のお約束です。結構きついんだけど、行っちゃうんですよね。鞍馬山は弁慶の修行場と言われていたり、奥の院も独特で、歴史を感じます。ていうか、弁慶の縁の地っていっぱいありますよね。そうそう、貴船神社から貴船駅まではぜひバスを使ってくださいね。遠いから。

日本古来の武術
そもそも何でわざわざ體術講座を受けに京都まで行ったのかというと、日本の古武術に興味があったからなんです。『古武術的生活のススメ』でも書いたように、刀を使っていた時代の日本人の身体技術って本当に凄くて、さらに凄いのはその鍛錬法と精神を日々の暮らしの作法にまで落とし込んでいるところなんですよ。その前提があったので、これまで一般に公開されていなかった體術を公開するという話を聞いて、これは絶対に受けてみたいと思ったんです。何でも、日本史の裏側で古から活躍してきた一族に伝わる鍛錬法ということだったので。鞍馬寺で全身がちがちの筋肉痛が先生の合氣で治ってしまったのも本当に驚きでした。この時に先生が抜刀術を披露していて、わたし達大人女子は全くもってぽかんでしたが、それが結構すごいことらしいと最近ようやく分かってきました。狭い面積で刀が抜けるって、体や関節の使い方とかがかなり上手っていうことみたいですよ。
『女子会』③ 『二度目の女子会』⑦ 『古武術的生活のススメ』
ツクブスマ姉妹
この旅は、全編を通して中村咲太さんの合宿型講座で知り合ったツクブスマ姉妹とのご縁が強くて、何回も行き来していましたね。なので、スピリチュアル要素が結構出ている旅となっています。琵琶湖の竹生島がツクブスマ母の夢に出てきた上に、ツクブスマ父の言い癖が神社の古名と同じ響きだったり、琵琶湖自体がわたしの過去世との繋がりがあり、姉妹が渡島する日程がわたしとぴったり合うなんて、偶然にしてはでき過ぎている。見えない力の計らいを感じた竹生島でした。思い出深い。
そして8月の天河神社も本当に不思議な場所で、ツクブスマ妹の夢に神社の五十鈴がくるくる回りながら迫ってきたという話の通り、UFOの目撃談もあるとかないとか。UFO目当てで泊まりに来るお客さんもいるらしい。氣になる人は、そこで紹介している『アマテラス』という漫画も見てほしい。天河方面への旅は妹が地図担当、姉が運転して案内してくれたんですが、それが何だか日光菩薩と月光菩薩みたいでした。
『ツクブスマ』② 『天河神社』⑧ 『朝の祈り』⑨ 『神へのきざはし』⑩

大山阿夫利神社
神奈川県伊勢原市にあり、磐長姫と木花咲耶姫姉妹のお父さんが祀られている神社で、奥の院までの山道は難所です。登山道の入口にある御守りは伊達じゃないんですよ。ちゃんと山登りの装備をして行った方がいいでしょう。でも、そうしてまで登った阿夫利のお父さんの氣は本当に素敵でした。狛犬ちゃんの笑顔にも本当に癒されたなあ。最近、神社に行くと狛犬と意識が合う。そしてわたしの友達が阿夫利のお父さんから受取った言葉も面白い。本当に思い出に残る阿夫利登山でした。いつか「神様双六」で全国を回りたいというのが一つの夢です。
その前日の箱根散策は、時空の歪みに入ってしまったのかと思える程、何もかもが繋がらない一日でしたねえ。しょんぼりした帰り道に曽我兄弟のお墓を見つけたことが妙に印象に残っています。

天河神社
たまたま見つけた宿が座敷童のいるお宿で、女将さんも弁天様のお使いと言われている凄い場所に泊まってしまったんですよね。そこで聞いた神社や大洪水の禊の話、夜の神社の話、女将さんの体験談、色々と興味深かったです。神社の朝拝にも感動しました。天の川のほとりにある神様に守られた空間、それが天川村のような感じがします。

丹生川上神社下社
天河神社から車で約20分の距離にある神社で、體術教室の参加者からものすごく勧められたんですよね。何でも宮司さんの話を聞いてほしいのだとか。実際に行ってみて、幸運にも宮司さんの話を聞けたんですが、価値観を揺さぶられる印象深い話でした。本殿へと上る階段を拝殿から見上げた時に湧き上がってきた感情は
出会いによって行くべき場所が新たに生まれる、そこに行けて本当によかったと思える。そんな旅の醍醐味を感じられた場所でした。

まとめ

2ヶ月分の旅の時間をまとめたので、うさこが変態みたいに情報を詰め込みすぎるので?、結構盛り沢山な内容ですね(汗)。
どの行き先も思い出深いんですが、うさこのお氣に入りは竹生島(『ツクブスマ』②)、大山阿夫利神社(『阿夫利の父』⑤)、天河神社(『天河神社』⑧、『朝の祈り』⑨)、丹生川上神社下社(『神へのきざはし』⑩)です。
うさこと友人のみんなで作った旅の地図。その記録を読んで、一緒に旅をしたような氣持ちで楽しんでいってくださいね。
コメント