2018年頃から、見えない鳥に憑かれています(笑)。
この話をしたら、一人だけ同じ人がいた!詳しい話は聞けていないけど、どうやらいるらしい。
うさこは霊感はないんだけれど、それに近いお話です。
見えない鳥との出会い
前の職場の近くに小さな天神様があって、通勤経路にして毎朝ご挨拶をしていた。毎朝のご挨拶をして、人事を尽くして天命を待つと、難しい仕事の時に見事に着地させてもらえたんです!
それで、夜も最寄駅まで行く途中にその敷地内を通らせてもらっていた。
仕事を辞めたいなあ、新しい世界に行きたいなあと結構切実に思い始めていた頃。
夜に天神様を後にすると、鳥の鳴き声が駅までついてくることに気づいた。
テュテュン、テュン、テュテュテュン テュテュテュン、テュン、テュテュン。
声は雀の鳴き声に近いけど、鳴き方がちょっと違う。
チュ、というか、ピュとテュの間くらいの鳴き声だ。
そして、鳴き声のリズムもちょっと雀とは違う。
雀は、チュン、チュン、ピチュピチュピチュピチュって感じですよね。
すごく楽しそうな時がビチュビチュビチュ、みたいな。
タモリさんにやってもらいたい。
うさこの文字表現では限界がある。
ええとそれで、音の遠ざかり方からすると、私の周りを飛び回っているようで、近づいたり遠ざかったりする。でも、多少明るい所でも姿が見えない。
普通、何かが飛んでいたら影くらいは見えますよね?
でも見えない。透明な何かが、声だけで存在を知らせてくる。
そして、極めつけは、霊感のある元彼といた時に「ねえ、この鳴き声なんだと思う?」と聞いたら、
「え、なんの事?」と言われた事。
き、聞こえないの…!?
その時の元彼の怪訝な表情が忘れられない。
元彼には霊感があって、「感じる」系統の人だった。
旅行先のホテルの大浴場に霊がいたって言って、不機嫌になるくらいの人だった。
だから、全く感じないうさこはそんなことが分からず、なんで不機嫌になるのよ!って喧嘩した(笑)。
その元彼にも聞こえないとは。
こんなことってあるの??? 結構怖くなった。
他にも、天使が見える練習を一緒にしているスピリチュアル好きの友達がいるんだけれど、その友達が遊びに来た時も、夜に自宅までついてきて鳴いていたから、
「これ聞こえる?」って聞いたら、
「聞こえないけど。」ってあっさりと言われたり…。
テュテュン、テュテュテュン、テュテュテュテュン。テュテュン。
鳴いてるじゃん。
鳴き声から推察するに、見えない鳥はうさこ達の周りをぐるぐると飛び回っている。
いやこんなに鳴いてますけど。
鳥は、時々アパートまでついてくることもある。今住んでいる地域から50キロ程離れている実家にもついてくることもあった。
現れるのは決まって夜。あと一羽だと思う。
一体、何なんだろう?
でも、退職してからここしばらくは、この鳥のことを忘れていた。
久しぶりの再会
この存在を久々に思い出したのは、昨年、群馬県立天文台の夜間拝観に行った時。
暗い森の中を、大きな声で鳴きながら元気に飛び回っていたから。
林道から少し離れた森の中を、はっきりとした声を響かせながらついてくる…!
な、何が嬉しいの…???
この天文台は、駐車場から天文台まで10分程、暗い森の中を歩かなきゃいけないんです。
この日は秋の初めで、望遠鏡が公開される予定だったんだけど、残念ながら山全体に靄がかかっていた。
湿った空気が満ちる暗い森の中をうさこは一人で歩いていたので、そんなところに見えない鳥の鳴き声はちょっと怖かった。
と言うか、天文台の夜間拝観は一人で行くものじゃないです(笑)。
CLAMPの漫画に『XXX HOLIC』と言う作品があって、その中で「夜雀(だったかな)」という妖の存在が出てくる。
山犬の先触れとして描かれていて、見た目は幼児なのにものすごい酒豪で、作品の中では二人は夫婦と言う設定になっている。
それじゃないかなあと思うんだけれど、ネットで調べるとあまり良い書き方じゃない。
でも、この鳥に悪いことをされる訳ではないんだよねえ。
むしろ懐かれている感さえある。
どうなんでしょう?
同じ体験をされていたり、何者なのかが分かる方がいたら教えてください(笑)。
ではまた!
【追記】
これを投稿して帰宅したら、この鳥がものすごく嬉しそうに鳴いてアパートの周りを飛び回っていた(笑)。
「あたしの事を書いてくれたのねえ!」とでも言いたそうな感じで。
…一体君は何なんだね?
本当に、誰かに教えてもらいたい。
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