『愛情の誤解』(数秘33の衝撃②)

体験・随筆

はじめに

 前回の記事はこちら

 今回の記事は前回からの続きとなっていますので、前回の記事から先にお読みください。

 関連する記事は、こちら『我が身への許し』から。

『愛情の誤解』

 数秘術で示された運命数33の特徴を受入れ始めると、少しだけ、自分の謎とこの世界に対する誤解が解れる氣がした。

 わたしは理解されない人間なんだと思って生きてきた。わたしが感じていること、日々思い、考えていることを、受止めて共有してくれる人はいなかった。いつも孤独感と疎外感、異物感を感じて、傷ついていた。自分のどこかは、絶えず辛くて苦しかった。わたしは愛されていないと感じた。その傷つき故に、沢山の人に攻撃の矛先を向けて、傷つけてもきた。そう思う。

 けれども、数秘術の説明を聞くうちに、思いついたことがあった。理解されないことは即ち愛されていないということだと、わたしはずっと誤解していたのかもしれない、と。

 数秘術の方達は皆異口同音に「33の人は理解されないんだということを理解しなさい」と口を揃える。

 規格外な自分。目立つ自分、変な自分。それは理解される類のものではない。だけれども、愛されていない訳ではない、受入れてもらっていない訳ではない。周りは「理解できない」だけ。そんな自分を受入れることなんじゃないかと、目線が違う角度に動いた。

 それから、今まで拒絶してきた自分の特異さを受入れる旨を紙に書くと、少し氣持ちが落着いた。わたしはそんな大きい運命を背負って生まれてきた訳じゃない、ヤダヤダヤダと、喚き散らしたい氣持ちは次第に収まってきた。そうやって苦しさがようやく峠を越えた頃、季誉こさんとお喋りする日が来た。

 まず、季誉こさんが停滞期に陥っている状況とその要因について、妖精と天使カードで占い、そこから読み取れることを助言した。彼女のあり方や考え方を大きく変えて整えた上で、今後の事業を展開させていく地点に立っている様子だった。

 そしてわたしも、いやあ数秘術でさあと、理解不能な人間であること、変わっていること、普通でいたいのにいられない自分の苦しさについて話した。

 「えっ、普通でいたいと思っているの。普通の世界が嫌で、公務員を辞めたんじゃないの」

 「あ。そうでした」

 「どうして普通がいいの。普通って、何なの」

 「ええと、普通じゃないとその場から浮いちゃうし、目立っちゃうし、遠巻きにされたり妬まれたりして周りから人がいなくなちゃうとか」

 「ああ、まだ『普通でいたいごっこ』をしたいんだ」

 「そうなのかもお」

 「私なんか、最近は変わっているねって言われると嬉しいけどね」

 「100%そう思うの」

 「そうだね」

 「そうかあ。わたしはまだ60%ぐらいかな。確かに、公務員の時は『普通』の価値観が窮屈で窮屈で、辞めたくて仕方がなかったんだけど、それでも未だに『普通でいたいい、でも普通じゃいられないい』って行ったり来たりしているかもしれない」

 「面っ倒臭い奴だねえ。私もさ、猟銃免許の試験前日、深夜にすんごく不安になって旦那を叩き起こしてさあ、『ねえねえ、私、明日本当に試験受けるのかなあ』って泣きついたりして。旦那からしたら『知らねえよ』って話でしょ」

 「あははっ」

 「旦那は猟銃免許なんて何で取る訳って思っている人だから、別に旦那が頼んだ訳でもないし、自分でやりたいって言って受けているのに、そんなんでさ。氣持ちは分かる。今でも言われるの。主婦だったところから『やるって言うから、もっとやると思っていた』って」

 「はっ。それ、わたしにも刺さる」

 「だって、うさこちゃんの周りにも変な人しかいないでしょう」

言葉に詰まりつつ、一応普通圏内の人もいるよ、と脳内地図を探していると、

 「もう普通なんて無理だよ」

 「えっ」

 「だって、書道もやって、旅もしていて、英会話もできるようになってきていて、體術もやって、みん天で速読もやっているでしょ。そんな人いないって。書道だけでもやっている人が少ないのに。よくそれだけできるね」

 「そうなのかな」

 「そう思わないの」

 「いや、もう被せ氣味で『無理無理無理無理。普通になりたいとか、何言ってんの』って思いっきし言ってほしい。分かっちゃいるけど、自分だけじゃ納得し切れないでいるから」

 「あははははっ。でもさあ、私も猟銃免許を取った時は人に言わなかったの。子どものことがあるから、特に保護者関係にはね。でも言うきっかけがあって、それでも残ってくれた人の方が多かったんだよ。「麹屋/猟師」っていう肩書きにしてからフォロワー数も増えて続けているし。もう、それ二つやっている自分だって変わっているって思うよ。でも意外だったのが、旦那のお義母さんがすごく喜んでくれたの。お義母さんが繋いでくれたご縁もあるんだよね」

 「本当の自分を表現すると、そっちの方が上手くいくって本当なんだね。本当に、勉強になりました」

 「いやいや、こちらこそ。占ってくれてありがとう」

 季誉こさんとのお喋りがただただ楽しかったと言うのもあるが、変な自分を当たり前のように受入れてくれる友達の受け答えに、地の底に沈んでいた氣持ちが羽が生えたように軽くなった。今までわたしが「変わっている」と思って否定してきた物は、わたし自身に本来備わるわたしをわたしたらしめる要素だったのだ。それらを否定してきたのだから、苦しくなるのは当然だった。

 そんな中で、はづき虹映さんの動画のコメント欄を見ていたら、「運命数33と11の二人の子どもを持つ母親です。育てるのにとても苦労しました」という投稿を目にした。わたしは33も11も持っているけど。まいまいに四柱推命でわたしの命式を見てもらった時に、「うさちゃんには宇宙人の星がある。これが子どもの頃にあると、親御さんは育てるのが大変だったりするよ」と教えられた。その時はさらっと流していたし、親の癖の強さと課題の深さで苦労しているのはわたしの方だと思っていたから、全く氣に留めていなかった。けれども、今思うに、今に至るまでのわたしの状態が「育てにくい」っていうことなのかもしれないと、視点が変わってくる。

 潜在意識の講座を開催している「思考の学校」の宮増侑嬉校長曰く、人生が上手くいかないのは「愛情の誤解」をしているからだそうだ。わたしのは正にそれだったんだ、そんな想いが湧いてくる。視界に映っている景色が色を変える。これまでずっと内側を支配していた否定的な感情が少しずつ薄れていく。

 わたしは変だし、この社会の規格と身近な人達の理解の外にいる。でも、愛されていない訳じゃない。

 わたしはわたしを開いて、生きてゆこう。

 ようやく、そう思えた。

はづき虹映さん数秘診断サイトより

まとめ

うさこ
うさこ

 地球防衛軍って言ううさこの世話役をしてくれている兄さんに、「うさちゃんは喋りも面白いからラジオも始めたらいいよ」と言われて、少しだけ録り溜めていた。でも機器環境が整わずにぐずぐずしていたら、兄さんがちゃっかり防衛軍ラジオを始めていたというオチがあったんですが、「うさこラジオ」を始められたら、どこかで絶対に季誉こさんを招いて対談しよう。笑い過ぎて、何を喋っているのか分からないかもしれないけど。

 そしてわたしは、ツッコミもできるけれども、実はボケなんだなということも分かったお喋りでした。弟の方が現実的でしっかりしているのに、姉だからという世間体だけで氣張って、しっかり者の役割を担ってきた自分のことも思い返していました。これからは力を抜いて、ゆるゆるのわたしも認めていこうと思います。

 新月と春分の前にこういう氣持ちの転換が起こったことも示唆的ですね。宇宙の采配はいつも見事だと感心します。みなさんは、この春分の節目にどんなことが起こりましたか。

季誉こさん情報

 戊辰戦争にて我が県の宿敵だった長州(旧萩藩)出身、在住の季誉こさんは、歴史の因果を超えて(?)意気投合した友であり、普通の主婦から麹屋と猟師になった変わり者の仲間です。現在は、自分で採取したか何かの「季誉こ菌」的な麹菌を使って、独自の麹調味料や加工食品を製造販売しています。説明が大雑把ですが。

 お値段は少々お高めかもしれないけど、それには独自性と希少性という理由があるんですよ。わたしも頂いたけど、季誉こさんの醤油麹や塩麹はとろとろとしていて甘味があって、本当に美味しかった。

 腸内環境の健やかさは、健康に繋がっていますからね。発酵食品は健康づくりにも一役買ってくれると思います。

 興味がある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。

1 Facebook

ブラウザーをアップデートしてください

2 Instagram

ブラウザーをアップデートしてください

コメント

タイトルとURLをコピーしました