『嫉妬と進化』

体験

お久しぶりです、うさこです。

唐突ですが、先日南の島にて女からの嫉妬を浴びました。

今まで嫉妬って自分がする物だったし、恋愛に限らず仕事とか習い事とかで嫉妬を受けたくなかったし怖かったから、すごく喰らってしまいました。

神崎恵さんとか、その他の芸能人とか、綺麗で活躍している女性が嫉妬を浴びるのは分かる。

でもうさこは未だ無職でぷらぷらと生きているし、大して美人でも綺麗でもないと思っているから、嫉妬とは無縁な人間だと思っていた。

えええ、うさこって嫉妬されるような人間なの?正直そんな氣持ちだった。

でも結果的に、そこには擦った揉んだの男女劇があり、女として進化したいと思うきっかけが仕込まれていました。

彼ができる

ブログを全く更新していない間に、うさこは奈良、京都、名古屋や岐阜県、石垣島から沖縄まで色々と足を運び、沢山の新しい出会いに恵まれました。

その中に突如、彼との出会いがあり、お付き合いするに至った訳です。

詳細は省きますがとても素敵な男性で、愛があって温かくて、なぜかうさこをとても愛してくれる。

なんでだろ。

うさこって、実の両親が不仲でいっつも喧嘩している所に育ったので、男女関係を含む人間関係って必ず自分が批判される種が潜んでいるし、他人は信用できないし、自分も愛されない物なんだと思う傾向があったんですよ。

自己評価も低いしね。

だから、自分を愛してくれる男性の氣持ちもピンと来なかったし、そのうち嫌われるだろうから、そうならないように氣をつけないとって思うような状態だったんですね。

まあ、そんなこんなで関係が深まるうちに、彼の趣味の催しを観に行くことになりまして、彼の事業関係の女性達と初めて対面することになったんです。

そうしたら。彼の人たらしもあって、女性達は「私の(男)さんに近づかないでよ!」と言わんばかりの視線と態度をうさこに向けてくるではありませんか。

うさこは彼との関係は伏せることにしていたし、変な波風を立てないように必死だったんですが、女性達の仲間には入れてもらえないし、彼は忙しいし常に女性達に囲まれているしで相談できないわ、彼を女性達に独占されちゃって近づけないわ、他に知り合いはいないわで、もう我慢の限界に来ちゃって、遂に爆発しちゃった。

彼に不満をぶちまけ、事情を全く察知していない彼をボロクソに言い、殴る(軽くね)、蹴る(軽くだよ)、噛みつく、叩くなど、人生で初めて男にこんな当たり散らし方をしました。まるで自分じゃないみたい。こんなわたしっていたんだ、と自分でも目が点になる程でした。

「彼はうさこの物なの!彼に近づかないで!べたべたしないで!そこはうさこの場所なの!」

氣づいたら、大泣きしながら嫉妬の塊になっていたのはうさこ自身だった訳です。こんなに自分が独占欲の強い女だとは思っていなかったし、思いたくなかった。そんな自分にはっとして、唖然としました。

自覚

彼に当たり散らした後は一旦機嫌を直して行事も終了した物の、鬱憤や不満、彼への怒りとかはなかなか消えない。

帰りがてら、東京で東洋医学の施術を受けたら、納得いかなさや怒り、寂しさとかの感情が体に溜まっているって言われて、両親との関係が中心だったんだけど、彼を取り巻く女達の一件で湧いた感情も一部含まれていたから、吐き出しなねって言われて鼻水を垂らして大泣きして帰ってきたんです。

帰郷してこれは何だったんだろうって振り返りました。

例え転んでも、ただでは起きたくないもんね。

それに、現実や相手を変えようとしても世界は変わらないから、自分の水準を上げることが先決なのです。それは分かっているから、男にもっと文句を言いたいけど、充分過ぎる程言ったし(笑)、今度は自分を見つめる番です。

まず初めに、昔恋愛本の参考書にしていた蝶々さんの『女子アゲ』っていう本を本棚から引っ張り出して読んでみた。

当時は頭で理解しただけだったんだなとはっきり分かる程、特に恋愛に関する内容が身に沁みました。蝶々って、どうしてこの歳でこんなことが分かったんだろうなあ。昔は割と反発心もあったけど、今読み返したらすごく読者思いのいいやつじゃない。多分、うさこがちょっと大人になったんでしょうね。

一つ氣づいたことは、うさこは自己卑下が強いあまりに男を責め過ぎてしまっているということ。

そしてもう一つ。波風を立てないと思うあまりに、自分を抑え込んで我慢し過ぎていたこと。うさこね、静かに生きていきたいとこの後に及んで思っているんですけど、何か思っている以上に波風が立つことがあるんですよ。そんな自分が結構嫌でした。でも蝶々は、本当に自分勝手に奔放に好きなことをして男を惑わし振り回している。うさこの彼も悪意なくそんな感じだった。それなのに、なんでうさこだけいい子になって一人で我慢していたんだろう。その我慢が、大噴火を呼び起こしてしまった。

そんなこんなをしている内に、更に一つ氣づきがありました。

それは、「こんな素敵な男性とどうしてうさこがお付き合いできているんだろう」という自己卑下や劣等感があったこと。

今回の一件で、「その人はうさこの彼なの!うさこが彼女なの!」と、はっきりと自分自身に宣言したことにより、その自己卑下がぱっと解けたんです。

危機によって芽生える自覚って、ありますよね。

今まで、色んな人に相談しても解けなかったのになあ。恋の力ってすごいね。

そして次に、最近参考にしている「さかばゆきこ」さんの動画を見に行きました。いくつか動画を見たんだけど、その中でも特に今のうさこの参考になったのはこれ。

自分では、彼の状況的にうさこみたいに嫉妬に駆られるのは仕方がない面があったとは思うけど、それでも彼にダメ出しをし、彼の事業関係を否定して大泣きをしていては、彼を下げて嫌われる女の典型じゃないの。

うさこは元々感受性が強過ぎるし、感情的な女なんだけど。だから時々大変なんだけど。

自分への信頼感を増やす。自信を持つ。

うさこは自信を持てていないんだよね。それは、うさこ自身が自分を批判したり否定しているから。そうよなあ。一人、床に寝転がりながら独りごちました。

進化

さかばゆきこさんがかつて所属していた「思考の学校」でも、スピリチュアル界でも、元祖自己啓発の父?ナポレオン・ヒルも、現実は自分が創っていると言いますが、掘り下げていると本当だよねって認識が持てるようになってくる物ですね。

冷静になって彼とのこれまでのやり取りを思い返しても、彼はうさこが一番だって言っていたし、現場にいた時は判別がつかなかったけど、他の女に囲まれていても、多分その言葉と氣持ちに偽りはなかったんだと思う。

結局、そこで不安になったり彼を疑ったり嫉妬したのはうさこで、じゃあ何がそうさせたのかと自分に問い掛ければ、そこにはうさこの「劣等感」が横たわっていたんですよね。結局、上手くいかない現実の奥底には、自分の負の観念があるんですね。

現実をよくしたかったら、その原因になっている自分の潜在的な思考や感情を見つめることなんでしょう。

それに、今回のことでもっと男性を引き上げられる女性になりたいと思ったし、うさこ自身の中にある恋愛に関する劣等感も外すことができたので、必要があって起きたことなのかなと思いました。過ぎてみれば、相手の女性達にも感謝だなと。意識がすごく変わったように感じるんですよね。

その後、彼とは更なる距離ができてしまったんだけど、うさこの真ん中が前向きさで満たされているので、きっと仲直りできるだろうし大丈夫だと思います。

こんなに成長できるなら、もう一度くらい嫉妬の雨を浴びに行ってもいいかなあ。負の感情を経験できるのも、ここ(地球)に生きているからこそだよね。ありがたい。

そう思ううさこは、やはり変態でしょうか。

恋に悩まれる女性の皆さん、元氣出してね。うさこもすごく不器用だけど、体当たりしているよ。

それでは、またね!

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