「感謝で得られた物」

体験

今日は、家族との関係で得たことについて書きます。ちょっと感動的な出来事だったから、じんときた。

両親の不仲

うさこの父と母は、仲が悪い。

色々な理由があるけれど、一番は父のお金のこと。

そしてもう一つは、氣持ちを伝え合う会話が拙いこと。一方的に自分の氣持ちを突き付けて、お互いに相手の話を全く聞かない。自分を正当化するために口を開く感じになっている。歩み寄りをすることもできないし、そもそも歩み寄りをしたいのかどうかさえも、最早分からない。

そんな両親を見ているととても切ない。

母は何事に対しても否定的なことを言う人で、父は自分を含めて何事に対しても無責任で甘えている。二人ともに共通しているのは、種類は違えど、どちらも依存的なこと。この二人の関係は、種類の異なる依存で成り立っている。もちろん、悪い意味で。

昔は、うさこも母の感情に巻き込まれて、母と一緒に父を責めていた。

でも最近、そうじゃないと氣づいた。

父に対して家族全員がいじめみたいになってしまっていたなって。そう反省した。

奥さんがご主人を支える力って本当に影響力が大なんですね。

女性次第で、男性は伸びたり鳴かず飛ばずになったりするんだなあと、恋愛本や昔ながらの日本の考え方に触れているとしみじみ思う。周りにも、妻と夫で家庭と仕事を分担して支え合っているご夫婦がいる。「男尊女卑!」じゃないんだよね。役割分担の一つの形なんだよね。

今の母にそれを望むことは難しいけれど、少なくともわたしは、ひとまず父を責めずに感謝しようと思った。

父がうさこに与えようとしてくれていたことを素直に受け取るようにしたら、うさこにはこんなにも無償で与えてくれる存在がいたということに、ようやく氣づいたりした。

親の愛情って、本当にありがたいです。

もちろん違うことは違うって言うし、そういうことをされたら傷つくからやめてほしいって伝えて分かってもらった上での関係なので、そこを伝えるのはすごく大変だったという経過があった。

素直になる

これは、今やっている「外見ブランディング」で、自分の氣持ちを素直に表現できるようになろう、それはご両親に対してもだよ、と言う取組みの一環でもあった。

父を責めるんじゃなくて、父に対して本当に思っていることを言葉にして表現する。これがすごく難しかった。人間関係の様式みたいになってしまっていて、わたしが人間関係の根底で拗らせている部分を小さい針で刺されているみたいな感じだった。

特に、人間関係や自分の性格の土台となっている両親との関係を改善させると、自然と外見も変わってくるみたい。

父とは元々、関係が最悪でした。父自身、周囲のことへの関心が薄くて、話は自分中心で一方的だった。だから、わたしは自分の話を聞いてもらえたと言う感覚がかなり乏しい。父は絶対にうさこの話を聞いてくれない。そういう否定的な観念に襲われて生きてきた。実は、自己肯定感も結構低い。

だから、吐きそうな思いをして自分の思いを原稿にまとめて、勇気を振り絞って父と電話で話をした。本当に苦しかった。

父の自己中な会話のお陰で、うさこは自信が持てずにいること、傷ついてきたこと。それを父はどう思っているのか、これからどんな対応をしてくれるのか。

父は全く無自覚で、どれだけ家族に無関心なんだ…と思ったけど、今までの考えや行動を改めるように努力することを約束してくれた。

うさことしても、積年の落胆と傷つきが少し報われて、父との新しい関係の兆しが見えたから、ほっとした。何かが変わるって、そう感じた。

父からの贈り物

そうしたら、父が食材の買い出しに付き添ってくれた時に、「欲しい物を買え。全額出す。」って言ってくれた。

しばらく目が点になったよね。

うさこの父もお金の使い方が下手で借金まみれだから、お金持ちのお父さんとは出してくれる金額が全然違うんだけどね。それでも、「欲しい物を何でも与えよう」って言われたら、お前は何を望む。天の声でそう聞かれている気がした。

うさこは今、収入源となる物がなくて、かなり節約していたから、父の申し出は本当にありがたかった。父も母もそのことは知らないんだけどね。万単位で好きな食材や欲しい物を変えたから、本当に久しぶりに温かい気持ちになった。

買ってもらった物の一部。一人暮らしだけど、一升瓶でまとめ買いする。

そうしたら、父はETCカードも貸してくれると言う!

今まで、一人暮らしの部屋まで下道を行き来していたのが、高速道路でぶいいいんっと帰ることができた。住む世界が格上げされた…。視界が変わった気がした。

見送ってくれた父に「ありがとう」って言ったら、すごく嬉しそうだった。

豊かさの扉は、感謝で開く

この出来事から感じたのは、○万円の物を買ってもらったと言うよりも、親に感謝の気持ちを伝えることで、豊かな世界が開けるんだなと、そんな体感があったことなんです。

特に、父は頼りなくてわたし達家族への関心も無いし、正直なところかなり見下していた。でも、親を見下していると、自分の人間関係全般にあまりいい影響を及ぼさないんですね。

難しい親であればあるほど、感謝する気持ちを持つことは難しい。それこそ人生の修行をしている感じになります。

だからこそ、それを乗り越えた時のご褒美も大きいんだなと思った夜でした。

わたしの記事が、どこかでみなさんの参考になれば嬉しいです。

親との関係で苦しかったことや関係を克服した経過があれば、ぜひコメントをくださいね。

では、また!

コメント

タイトルとURLをコピーしました