「憧れの美術館へ」から帰郷して、外見ブランディングの課題に取り組んで提出していたら、あっという間に本番の東京行きの日がやってきました。
今回は4泊5日です。長丁場だよ。
それでは、いっちょ行きますね。
書道具展に行く
前回の東京行きで、産経国際書展に出店していた書道具店の方と少しお喋りしたところ、墨と墨汁の違いについて、墨作りの職人さんのお話など、とても詳しく教えて頂いたので、一発でファンになってしまったわたくしうさこ。
今回は絶対にここに行きたい!そう思って、上京後最初の目的地は五反田にあるこの書道具店に決めていました。
「この前のお話が面白くて、来ちゃいました。」てへ。
そう言って、またこの前の店員さんに印泥(印を押すための朱肉のような物)について、色々お聞きしました。成分とか、産地とか、また無駄に詳しいことを聞きまくる(笑)。
そしたらこの方、店員さんじゃなくて、店長さんでしたあ。
道理で詳しい訳です(笑)。
こういう話を聞くのが好きで来店したお客さんが、お店側でも嬉しかったみたい。
目的の印泥がかなりお得にお値引きされていたので、迷いつつも購入しました。このお値段では今後も買えないだろうから。
これも、油分(脂分?)が入っているので、定期的に練りながら使うそうです。そうじゃないと、固くなって使えなくなっちゃうんだそうな。
他にも、何だか凄そうな墨が店頭にでかでかと陳列してあったので、年配の店員さんに話しかけたら今度は副社長さんでした(笑)。
この方もまた色々とお詳しくて、書道界のことをあれこれとお聞きしました。
へええ、そういう世界なんですね。
副社長さんは店長さん以上に気骨のある女性で、お話ししていてとっても面白かった!
うさこの書道の先生に、このお店の情報をお土産にしようと思いました。…お土産になればいいけど。
相田みつを美術館をかする
書道具店につい長居をし過ぎて、第二の目的地である相田みつを美術館は、閉館前にぎりぎり間に合うはずだったものの、美術館が入っている東京国際フォーラムの建物が大き過ぎて、入口を入っても美術館が見つけられず、外をぐるぐる、中もぐるぐる。
迷いに迷って、結局閉館に間に合いませんでした…。
やっと見つけて、お土産だけ見ました。本だけでも、なかなか深いことが書いてあった。
明日は外見ブランディングのスタイリングの日です。同じ有楽町だから、その前に再挑戦しよう。
有楽町駅の近くに美味しいカヌレが売っているんですが、夕方に行ったら売り切れていました。
外国で働くこと
今回は定宿が満室で、系列店に宿泊することになりました。
初めての宿で、駅で降りて周囲を見回していたところ、東南アジアから日本に働きに来たという女性に声をかけられました。
生活費が大変なので、お菓子を買ってくれないかと言う。
ウエハースが5枚で500円。
うさこは今、100円でも節約したい氣持ちでいるのでちょっと高いなあって思い、「ごめん、高くて買えないです。」と言ってお断りしたんです。
その時の女性が、本当に傷ついたような素朴で悲しい表情をしたんですね。
一度は通り過ぎたものの、その表情が胸に突き刺さってしまって、お財布の中を確認しました。小銭が490円。
もう一度女性の所に戻って、「今490円しかないの。これでよかったら、買うよ。」
なぜかタメ口のわたし(苦笑)。うさこさん偉そうですわ。
それでも女性はほっとしたような顔をしてくれたので、そのお値段で買わせてもらいました。
うさこが騙されていたとしても、この金額なら異国で働くその女性の励みや勇氣に少しでもなるならいいな。
少しでも助けになりたい。その自分の氣持ちに正直に振る舞いたい。
それが達成できれば、それでいい。
色んなことがありますね。
では、また。
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