『砂糖断ちをした効果がすごかった』

健康

みなさんも、甘い物が好きですよね。

うさこもストレスが溜まると、よく手が止まらなくなっていましたよ。退職する前から、おやつはできるだけオーガニックの物を心掛けていたし、次第にチョコレートやクッキーなどの洋菓子系から、お煎餅や小豆などの和菓子系に変えていったけど、それでも「たまにはケーキ!」「この位なら甘いお菓子を食べても大丈夫」って、割と食べていた氣がします。

それが、ある日突然、強制的に砂糖を絶たねばならない事態に陥ったんですが、その砂糖を絶った効果がすご過ぎたので、ご紹介します。

きっかけは虫歯による激痛

2022年10月下旬、痛みが突然うさこを襲いました。

それまでも何となくしくしく染みるなあって思っていた左上の歯が、激痛を発するようになったんです。その歯がものすごく腫れているように感じて、ちょっと触れるだけでも痛いから当然食べ物は噛めないし、温泉に行っても痛むから全然入っていられない。しかも、あまりの痛みに夜も寝付けない。凄まじい痛みでした。こんなの人生で初めてでした。

月末から東京に行く用事があったので、こんなんで外泊できるのかと思いました。

すぐに自然療法に詳しいお友達に聞いたところ、「昆布の黒焼き」が痛みに効く、と言う。

持っていた昆布をオーブントースターで炭になるまで焼いて、すり潰して歯に塗る。あまりの痛さに、行動は素早かった。さらに調べると、正露丸が歯痛に効くと言うので、それも買いに行って旅行のお守りにした。

これだけ痛いと、歯科医院に行ったら絶対に神経を抜くことになる…。でも、うさこは神経を抜きたくなかった。

と言うのも、虫歯にしたのはうさこ自身だから、自分の力で治せるんじゃないかと密かに思っていることと、末期がんで医師も手放した患者さん達が自分の自然治癒力で見事に寛解していること(がんは「治る」とは言わず、「寛解」と言うらしいですね)を知っていたので、歯も自然治癒力で治るんじゃないかと思ったんです。

そしたら!昆布の黒焼きを探す中で、こんな本を見つけました。

名医は虫歯を削らない』だけじゃなく、虫歯も歯周病も自然治癒力で治す!?虫歯って治るの!?

探していたのはこれだあ!

早速読んでみました。うさこ、実は速読も練習していて、一日一冊、1時間以内で読むことを目標にしています。

内容としては、

  • 時間はかかるけど、歯にも自然治癒力があって治っていく。
  • 神経を抜くと、歯は死んでしまう。折れやすくなる。
  • みんな痛みに耐えかねて神経を抜いてしまうけど、その必要はない。
  • 虫歯になる原因は主に砂糖なので、患者さんには砂糖の摂取をやめてもらっている。

と言うもの。

よし、お菓子はもちろん、お砂糖の摂取は一切やめよう。あまりの激痛に、甘い物を食べたい欲求はあっさりと手放せました(笑)。

代わりに食べている物

でも、甘い物はやっぱり食べたくなる。なので、おやつをドライフルーツや蒸したお芋、木の実類に変えました。あとは自分で育てた薩摩芋や、そこから自分で作った干し芋です。ドライフルーツは、無花果やなつめやしの実、クコの実、干し柿を食べるようにしました。

その中でも、この無花果のドライフルーツは美味しかった。

オーガニック無着色。粒も大きくて、樹上で一度乾燥させてから、じっくり追熟してさらに乾燥させるという二段階の乾燥工程を踏むらしい。表面は無花果の糖分が結晶化して、雪面が太陽の光を反射するみたいにきらきらと輝いていてすごく綺麗なの。最近はちょっと粒が小さくなってきたけど、それでも食べ応えは十分です。それだけ売れているってことなのかな。

干し柿は、「最近砂糖を取るのをやめたのと、好きだからよく食べてるよ」って周りに言ったら、色々な方から頂く機会が増えました。嬉しいです。干し柿も本当に色んな種類があるんですね。甘味も濃くて、クッキーやお饅頭を食べなくても、それに匹敵する満足度があるよ。

実家や友達から頂いた色んな干し柿達。

薬を出さない小児科医で有名だった故真弓定夫先生も、黒糖であろうが何であろうが、産地の人ならともかく、それ以外の人は「身土不二」の観点から砂糖を取る必要はないと言っているんですよね。

大人自身もためになる本でした。

砂糖断ちをしてみた結果

虫歯を治すために砂糖を食べないようにした結果、思いがけない効果が実感できました。

①白髪がなくなった。

今まで、無添加の食品や無農薬有機栽培のお野菜を中心に、調味料も無添加の伝統的な製法と材料で作られた物を使うなど、かなり食事に氣をつけている「つもり」だったんですが、それでも探すと10本位は白髪があったんじゃないかなと思います。今は、20代の子でもあるみたいですよね。

それが、なくなった!

年末に、美容室に行った時に美容師さんに聞いたけど、「ない」って言われました。ぱちぱちぱち

あれ、白髪がなくなった…?って氣づいたのは、砂糖断ちをして1ヶ月位でした。血液は4週間あれば変わると言いますから、それを体感する結果でした。

②アレルギー症状がなくなった

うさこは高校生に入った位から、ティッシュが欠かせないほど鼻水が止まらない体質でした。母が無添加の食事に氣をつけていた(そのため、マクドナルドとかファストフードは禁止でした…)とは言え、パンやマーガリン、牛乳は常食していました。今考えると、小麦粉や食べるプラスチックと言われるマーガリン、腸壁を荒らしてしまう牛乳をたくさん摂取していたから、その影響も出ていたのかなと思います。

20代前半にアレルギー検査をしたら、埃と家ダニ、そして花粉症も少し反応として出ていたし、もっと経つと、明らかに花粉症の症状が出ました。

花粉の季節はこれからですが、ずっと詰まっていた鼻が、びっくりする位すっと通るようになったんですよね。

小麦も牛乳も2年以上は確実に絶っていても変化がなかったのに、砂糖を止めた効果はてきめんでした。

③昔ながらの食材の良さを再発見した

そうは言っても、甘い物は食べたい…。食べたいよね!

そんな時に代替案としてドライフルーツはもちろん、干し柿や干し芋などの日本で昔から食べられていた甘味のある食べ物のに目が向くようになりました。そしてその良さを再発見できたなと思うんです。

「これがなきゃ、生きていけない」物って、実はないのかもしれない。

そして、「砂糖が食べられなかったら、次はどうする?」って、工夫をしたり視野が広がるきっかけになったと思います。思い込みからも自由になれた。

自然の果物やお芋を干して甘味が凝縮した食べ物の美味しさって、もう格別です。自然の恵みを体感できますしね。じんとくる。干し柿や干し芋を作っている世の中のおばあちゃんや父母の手仕事もすごくありがたく感じる今日この頃です。

まとめ

砂糖断ちをした効果
  • 白髪がなくなった。
  • アレルギー反応がなくなった。
  • 昔ながらの日本の食材の良さを再発見した。
  • 虫歯の痛みは無くなったけど、回復に向かっているかは不明(笑)。

以上、砂糖を絶つきっかけになった本と、砂糖断ちをした結果についてお話ししました。参考になることがあったら嬉しいです。

だからと言って、砂糖は敵ではないですよね。サトウキビ農家さんや製造元の方達もお仕事をしていますし。時々食べる分には、その分お塩やお野菜からビタミンやミネラル、抗酸化物質を多めに摂ることで、補うことができるんじゃないかなと思っています。

お付き合いでケーキを食べたりすると、やっぱりちょびちょびと白髪が顔を出しますけどね。それでも、こんなに体の反応と食べ物が結びついた経験ができたことは面白かったです。

砂糖をやめてみたよ!っていう方、コメントで感想を聞かせてくださいね。他の方の様子を知りたいな。

前述した本やドライフルーツが氣になる方は、この後にリンクを貼っておくのでおくのでそちらからどうぞ。

こちらの記事も更新したので、ぜひ覗いてみてくださいね。

では、またね。

本と食べ物の紹介

こちらは、本の宣伝を含みます。

うさこ
うさこ

『名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法』

この本は、Kindle UnlimitedというKindleの月額定額制の読み放題でも読めますよ。本好きの方にはお勧めです。

うさこ
うさこ

『自然流育児のすすめ 小児科医からのアドバイス1』

亡くなってしまわれた真弓定夫先生の本は、大人の食事も生活の仕方も考えさせられる一冊でした。一般的な子育て方法とはかなり異なるんですけど、もしそこから外れても(笑)、わたしは健康な子どもを育てたい!という方は必読です。

うさこ
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